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ひまわり(居宅ケアマネ)
管理人
病院の相談員を経てケアマネとして働くひまわりと申します。
社会福祉士・精神保健福祉士です。
老健→透析病院→三次救急の総合病院→訪問診療→総合病院→病院付属の居宅と転職してきました。
このサイトは、私を含めケアマネ・社会福祉士が記事を執筆しています。
当事者だからわかる体験談や本音がいっぱい。
ぜひ、ごゆっくりお楽しみください。
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地域包括から居宅ケアマネに転職したい?仕事・給料の違いを本音で解説!

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地域包括支援センターに勤務するケアマネの中には、業務量の多さなどが原因で、転職したいと思っている方もいるでしょう。

地域包括の職員に対して、居宅介護支援事業所のケアマネは文句ばっかり言ってくる・・・。

いっそのこと、地域包括から居宅介護支援事業所に転職しようか!

そう思うこともあるでしょう。

しかし、やみくもに転職してもうまくいかない恐れがあります。

また、転職の大変さを分かっているからこそ、悩む方もいると思います。

今回は、地域包括のケアマネが居宅介護支援事業所に転職するときに、気をつけることや知っておくべきことを紹介します。

実際のところ、地域包括と居宅介護支援事業所では、ケアマネの仕事はけっこう違います。

前向きな転職のサポートになれば幸いです。

目次

地域包括支援センターと居宅介護支援事業所は、上下関係?

地域包括と居宅の関係性とは?

  • 地域包括の職員からすると、居宅ケアマネは文句ばっかり言ってくる!
  • 居宅介護支援事業所から見ると、地域包括は「上から目線」・・・。

こんなことを耳にしたことはありませんか?

そもそも、地域包括支援センターと居宅支援事業所との理想の関係とは、どんなものでしょうか?

個人的には、以下のような状況を思い浮かべます。

  • 普段からまめにコミュニケーションがとれており、困ったことが起きたらすぐに相談しあえる
  • 高齢者支援のための情報共有ができており、支援の際には同じ方向で動ける

では、実際はどうでしょう?

ケアマネと社会福祉士、どっちが上?資格や給料は違うが仕事はお互い様!

【チェック!】ケアマネを辞めたい!居宅や施設、職場別の「ケアマネを辞めたい理由」と退職する方法

地域包括と居宅、現実の関係性・・・(実体験)

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地域包括支援センターと居宅介護支援事業所との関係性について、インターネット上での声や人づてに聞いた話、自分自身の体験を紹介します。

居宅ケアマネの挨拶を地域包括が黙殺・・・

これは、私が居宅ケアマネをしていたとき、近隣自治体で聞いたことです。

居宅ケアマネとして働き出した方が、地域包括支援センターに挨拶に行こうと電話をしたのです。

でも、「挨拶は不要。特に話を聞く必要もない」と門前払い以前の対応をされたそうです。

インターネット上でも、関係性の難しさが話題

地域包括と居宅の関係性について、現役ケアマネから悩みの声がたくさん。

一部を紹介しましょう。

  • 地域包括支援センターの対応が上から目線である
  • 包括と居宅の関係が上下関係になっていると感じる
  • 地域包括支援センターの大変さもよくわかる
  • 包括間の連携がとれていないのでは?(地域包括支援センターが複数ある自治体)

ケアマネ同士だから、地域包括と居宅は反発する?

これは、ケアマネの立場から、一歩離れた方の意見。

その人によると、介護施設でケアマネをしていたときは、地域包括に良い印象がなかったそう。

でも、病院の相談員として働いていたときは、地域包括は頼れる存在に。

独居・ゴミ屋敷の患者さんなど、退院支援では地域包括の力を借りることもあったのだとか。

私が地域包括で働いていたときは・・・

私が地域包括で働いていた時の体験談です。

その当時、居宅ケアマネの方から「包括は何もしてくれない」と言われたことがあります。

状況も様々で、居宅ケアマネからは色々な意見を受けました。

クレームかな・・・と感じるときもあったのです。

地域包括支援センターの業務量の多さから、ネットワーク作りが難しい現状もあると聞きます。

外部の関係機関(居宅介護支援事業所を含め)とのネットワーク作りは今後も続く課題でしょう。

地域包括から転職したい!まず必要なことは?

まず、自分の中の優先順位を決める

地域包括の仕事に疲れて、転職したい!

そうなったときに、まずやるべきことは、「自分の中の優先順位を決める」です。

本当に限界ならまずコッチ!ケアマネ業務で心が折れたら、まずやるべき5つのこと

自分の中の優先順位(転職先を選ぶ基準)には、例えばこんなものがあります。

  • 仕事内容
  • 給与面
  • 通いやすさ
  • 福利厚生

現在、地域包括支援センターで居宅ケアマネをしているなら、転職先は・・・、

  • 別の地域包括支援センターで働く
  • 居宅介護支援事業所で働く

この2つのどちらかでしょう。

あとで詳しくお伝えしますが、地域包括支援センター居宅介護支援事業所は、業務の内容がけっこう違います。

居宅での勤務経験がない方は、仕事内容もある程度理解しておくとよいでしょう。

また、入所施設のケアマネを考えるなら、実際に応募する前に転職サイトへの登録がお勧めです。

施設ケアマネの給料の相場や仕事内容は、居宅ケアマネと違います。

事前に確認しておかないと、ブラック職場を見分けられません。

転職先を選ぶ

優先順位(転職先の条件)がはっきりしたら、それに合致した勤務先を選びましょう。

条件に合致した勤務先がピンポイントで見つかればよいのですが、複数の勤務先が候補として出てくることもあります。

候補が複数あると、どこを選ぶか迷うかもしれません。

勤務先選びで迷った場合は、

  • ホームページやSNSを調べる
  • 転職サイトに登録する
  • 可能なら職場を見学する

といった方法で情報収集してみましょう。

【チェック!】ケアマネ・社会福祉士におすすめの転職サイトランキング(最新版)

地域包括支援センターと居宅介護支援事業所の仕事の違い

地域包括支援センター

地域包括支援センターは、高齢者全体が支援の対象です。

高齢者のよろず相談所みたいなものをイメージしてください。

そんな地域包括支援センター特有の仕事としては、例えばこんなものがありますね。

【地域包括支援センターの特有の仕事】

  • 高齢者を対象とした、生活や介護に関する総合的な相談
  • 地域のケアマネに対する相談や助言
  • 支援困難事例に対応するための相談や助言
  • 権利擁護事業(高齢者虐待対応、消費者被害防止への取り組み、成年後見制度活用の支援など)
  • 介護予防ケアマネジメント(要支援者や特定高齢者に対するケアプラン作成、介護予防教室など)

ケアマネ業務よりも、保健師や看護師、社会福祉士などの資格を生かした業務が多いのが特徴なのです。

居宅介護支援事業所

居宅介護支援事業所は、介護保険で要介護1以上の認定を受けた方を支援する事業所です。

居宅ケアマネの業務は、個々のケースの問題解決や支援が中心ですね。

対象者は、地域包括支援センターよりも絞られて、仕事の内容もケアプラン業務に専念できます。

【チェック!】居宅ケアマネはノルマがある?ケアマネ職場でノルマがなくならない理由を解説

ケアマネの給料は、居宅と地域包括で違う?

ケアマネの平均給与額

まずはケアマネの給料は、平均相場はどれくらいか紹介します。

令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」によると、令和2年2月時点で、介護支援専門員の平均給与額は357,850円でした。

ちなみに基本給の平均は、216,780円です。

厚生年金や健康保険など色々引かれると・・・、手取りは20万円そこそこですね。

とは言え、ケアマネの平均給与額は、介護従事者の中では比較的高い方です。

介護職員や生活相談員よりは高く、看護職員よりは低いという状況ですね。

【チェック!】ケアマネが年収600万円以上を稼ぐには?収入アップの方法4選を具体的に紹介するよ

地域包括支援センターと居宅介護支援事業所、どっちが高い?

ケアマネの転職を考えるとき、やっぱり一番気になるのはこれですよね。

ケアマネの給料は、居宅と地域包括でどっちが高いか

ただこれについては、大規模調査で比較したデータはないのです。

それは、地域や事業所によって全然違うからでしょう。

行政直轄なのか、民間委託の地域包括支援センターなのか。

あるいは、医療法人や社会福祉法人、民間企業でも大きな差があります。

居宅と地域包括の給料相場は、希望する勤務地域を指定して、転職サイトで調べることが合理的です。

【登録後に情報量が多い転職サイトならこちら】

【体験談】地域包括から居宅へ、転職したらどうなる?

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私は地域包括支援センターと居宅介護支援事業所、両方の勤務を経験しました。

その体験を振り返ると(個人的な感想ですが)、居宅の方が精神的負担は少なかったですね。

地域包括支援センター勤務になってからは、明らかに業務量が増えました。

困難ケースへの対応(老々介護、身内と疎遠、虐待ケース)がたくさん。

そして居宅ケアマネからの相談対応、予防プランの確認といった業務に追われたのです。

居宅ケアマネからの相談対応では、一方的に地域包括への苦情を受けることもありました。

良好な関係だったかと問われると、個人的にはイエスと言えません。

このことが今も残念です。

私にもっと力量があれば、良い関係を築けたのではと思うときもあります。

もちろん両方経験してみて、どちらも大変な業務だということは実感しています。

しかしあえて言うなら、居宅の方が要介護者のケアマネジメントに専念できて良かったですね。

もし私が今、地域包括に勤務して大変な状況なら、居宅への転職を考えると思います。

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