MENU
ひまわり(居宅ケアマネ)
管理人
病院の相談員を経てケアマネとして働くひまわりと申します。
社会福祉士・精神保健福祉士です。
老健→透析病院→三次救急の総合病院→訪問診療→総合病院→病院付属の居宅と転職してきました。
このサイトは、私を含めケアマネ・社会福祉士が記事を執筆しています。
当事者だからわかる体験談や本音がいっぱい。
ぜひ、ごゆっくりお楽しみください。
まだ低賃金で働くの?年収を上げたいなら今すぐチェック!CLICK!

社会福祉士で30代・未経験の転職、選んではいけない就職先とは?【相談業務が未経験なら】

当サイトのコンテンツは広告が含まれる場合があります。
社会福祉士,ソーシャルワーカー,MSW,30代,未経験,転職,職場,実務未経験,相談業務,本音,体験談
実務未経験の<br>社会福祉士
実務未経験の
社会福祉士

30代で、しかも相談業務は未経験なんだけど、社会福祉士として働ける?

実務未経験の<br>社会福祉士
実務未経験の
社会福祉士

異業種から転職しても、社会福祉士として就職先はある?

社会福祉士の資格があって、異業種から転職したいけれど、30代だから不安も大きい・・・。

30代って結婚や出産、育児などライフイベントも多く、プライベートとの両立も重要ですよね。

仕事だけに集中できる年代ではないこともあり、未経験から異業種への転職は、正直苦しいことも多いです。

私は新卒での入職でしたが、同僚には異業種で働きながら社会福祉士の資格を取得して、30代で入職した人がいました。

しかし、その同僚の姿を見ていると、「大変そうだなあ」と感じていたのも事実・・・。

30代で、しかも相談業務は未経験。

でも社会福祉士に興味がある!働いてみたい!

そんな方へ、社会福祉士として働いた経験からお伝えしたいのは、「おススメできない、選んではいけない職場」があること。

30代・未経験からの社会福祉士への転職で、採用されやすい職場求人情報を探すコツも、合わせて紹介します。

目次

30代・相談業務は未経験の社会福祉士、就職先の実状と選び方

社会福祉士,ソーシャルワーカー,MSW,30代,未経験,転職,職場,実務未経験,相談業務,本音,体験談

結論から言うと、30代未経験でも、社会福祉士としての就職先はあります。

社会福祉士は需要がある資格職で、多くの求人があるためです。

【チェック!】社会福祉士は意味ない?現実に「食えない資格」なのか実体験から解説するよ(社会福祉士は需要アリ!)

【2022最新】 ケアマネ・社会福祉士の転職サイトおすすめランキング!実際に登録した体験談も

つむぎ<br>社会福祉士
つむぎ
社会福祉士

とは言っても、「資格さえあれば、どこでも雇ってくれる・・・」というわけではありません

新卒ではなく、20代でもない。

30代で異業種から社会福祉士に転職するには、職場選びにコツがあるのです。

私は過去にMSWとして約9年勤務しましたが、未経験から入職している他機関の社会福祉士を多数見てきました。

その中から、30代未経験での転職としておすすめの職場と、逆におすすめしない「選んではいけない職場」を紹介します。

未経験の社会福祉士が「就職しやすい職場」とは?

30代未経験でも就職しやすい職場は、デイサービスなどの高齢者施設です。

デイサービスや有料老人ホーム、高齢者住宅など、少し検索するだけでも、社会福祉士の求人がたくさん出てきます。

つむぎ<br>(社会福祉士)
つむぎ
(社会福祉士)

高齢者福祉の業界では、社会福祉士も絶賛採用中!

ただ、これには理由があります・・・

高齢化がピークを迎えている一方で、現場は常に人手不足の状況。

そのため特にデイサービスや高齢者住宅は、介護職も兼務してくれる相談員(社会福祉士)を大募集中というわけです。

(デイサービスや有料老人ホーム、高齢者住宅では、社会福祉士に「相談業務への専従要件」がありません)

私がMSWで働いていた時、患者さんの高齢者住宅の入居相談をすることが多々ありました。

その時対応してくれる相談員は、介護福祉士と社会福祉士のWライセンスを持っている確率が高かったですね。

現場のことも熟知していて、その上で相談業務も対応できる「頼れる存在」でした。

ただし現場で介護をしているせいか、MSW側から連絡しても、なかなか電話がつながらない・・・。

多忙ではありますが、高齢者分野が好きな人・やりがいが欲しい人にはとってもおススメな印象です。

選んではいけない、相談業務が未経験なら「おすすめしない職場」とは?

30代で異業種からの転職。

社会福祉士の資格はあるけど、相談業務は未経験・・・。

経験者の私としては、病院のソーシャルワーカー(MSW)はおすすめしません・・・。

MSWといっても、病院の機能で忙しさや業務の範囲も大きく変わりますが、特に急性期は30代の新人には大変です。

私は新卒から約8年、急性期のMSWとして働いていました。

急性期のため、毎日たくさんの患者さんが入院・退院されています。

毎日々々、出会う患者さんの数も莫大な人数です。

そして一人ひとりに、病気の発症にまつわる様々な課題や不安があります。

それらの支援を進めていると、ほぼ毎日が残業です。

急性期のMSWとして働いていた期間、定時で帰れた日は数える程度です。

正直なところ20代のプライベートは、ほぼ犠牲になりました(苦笑)。

私の場合は、20代だったのでがむしゃらに働けたのだと思います。

でも30代になれば、男性も女性も結婚や育児などでライフスタイルが変わる時期です。

そんな毎日何時間も残業していたら・・・、仕事より大切なものを失いそう。

私が勤めていた職場に入職してきた30代未経験の転職者も、半年足らずで退職してしまいました。

辞めた理由は、まさしく「業務多忙」のため。

ちなみにその人は、妻と子供がいる男性の社会福祉士。

昭和の価値観なら、「男は仕事!家族のために耐えて働け!」かもしれませんが、今は令和の時代です。

家族との時間を優先されたのでしょう。

病院のMSWは、クライエントとの出会いは多くあり、福祉や社会問題に幅広く関われます。

社会福祉士の職場としては、とってもおもしろいし、勉強にはなりました。

しかし、プライベートとの両立を目指す30代には、おすすめしにくいのが正直なところです。

相談業務が未経験なら、要領を得るのに時間もかかりますし・・・。

未経験でも受け入れてもらえる?同僚としての本音は・・・

社会福祉士,ソーシャルワーカー,MSW,30代,未経験,転職,職場,実務未経験,相談業務,本音,体験談

相談業務が未経験・・・。

そんな状態で異業種から転職すると、気になるのは「社会福祉士としてやっていけるのか?」ということ。

でも実は、現役の社会福祉士も「未経験からの転職、大丈夫かな?」と、転職者を気にかけています。

それはやっぱり「社会福祉士の相談業務」は、見た目ほど簡単ではないから。

たとえば私がMSWの時、30代で社会福祉士を取得し、入職してきた同僚のことです。

その「新人MSW」は、福祉業界とは全く関係のない、バリバリの営業職からの転職でした。

入職前に部署内では、「大丈夫かな?」「最初は大変かもしれないね・・・」という会話になりました。

「社会福祉士として」相談を聞くということが、難しいのでは?

それが現場の心配ごとだったのです。

営業も対人職ではありますが、モノを売ることが目的。

社会福祉士のように相談内容からニーズを把握して、「その人」の支援につなげていくのとは種類が違います。

案の定、入職後とても苦労されている様子でした。

そして短期間で退職してしまったのです。

こういう話があると、「未経験って受け入れてもらえないのかも・・・」と、不安になってしまうかもしれません。

しかし、他業種からの転職ならではの強みもあります。

前述の営業職からの転職の方は、営業マンのスキルを活かして、院内の他職種と仲良くなるのがとても早かったです。

そのことで情報共有もしやすくなり、円滑に仕事ができるという側面もありました。

私も近くで見ていて、情報共有の仕方について、お手本にしたことも沢山あります。

現場の社会福祉士としては、即戦力が欲しいのがやっぱり本音です。

私が働いていた、「急性期の病院」MSWという職場ではなおのことです。

しかし働いたその日から、バリバリ働くだろうとは思っていません。

苦労がある一方で、自分の得意分野を生かせる人。

(そして、とっても打たれ強い人・・・)

そんな人なら、30代で相談業務の経験がない人でも、社会福祉士の職場で生き残っていけます。

少し時間がかかっても、クライエントの支援を通して、社会福祉士としての仕事を全うできる人材は、現場では大歓迎です。

あわせて読みたい
【社会福祉士あるある】立場が弱くて板挟み?思ったほど感謝されない現実も 「社会福祉士って・・・、こんなに大変なの!?」 そう思ったことはありませんか? 社会福祉士の仕事内容は、本当に多岐にわたりますよね。 実際に現場からも、「忙しい...

30代で未経験の社会福祉士、就職・転職先を探すコツ

社会福祉士,ソーシャルワーカー,MSW,30代,未経験,転職,職場,実務未経験,相談業務,本音,体験談

30代未経験で社会福祉士の仕事を探すなら、採用されやすいのは高齢者サービス関連。

おススメしない「選んではいけない」職場は、急性期病院のMSWというのが実感です。

しかしもちろん、社会福祉士が活躍する仕事や福祉分野は、もっとたくさんあります。

個別にみれば、異業種からの転職組を歓迎する職場も珍しくありません。

ここからは、転職先を探すコツを具体的に紹介しましょう。

求人票の見方や、押さえておきたいポイントについて、ぜひ参考にしてください。

【チェック!】社会福祉士の仕事に復職したい!ブランク明けで転職する準備や職場選びのコツまとめ

未経験歓迎の求人を探す

社会福祉士,ソーシャルワーカー,MSW,30代,未経験,転職,職場,実務未経験,相談業務,本音,体験談

これは基本中の基本。

まずは、未経験歓迎と書かれている求人に限定して探してみましょう。

未経験歓迎ということは、他分野からの転職でも受け入れてもらえる可能性が高いです。

福祉業界では、「(書類上の理由などで)とにかく社会福祉士の資格を持っている人が必要!」という職場もあるのです。

これまで求人票を見てきた中でも、未経験歓迎の求人はいくつもありました。

それは高齢者分野だけでなく、障がい分野・児童分野にも未経験歓迎と謳っている求人が少なくありません。

未経験歓迎に加えて、自分の希望する分野に近い職場に巡り合えれば、モチベーションも上がりますよね。

【チェック!】社会福祉士が就労支援員で働くのはキツイ?給料やキャリアプランを現役管理者が解説するよ

社会福祉士としての指導を受けられる環境か

社会福祉士,ソーシャルワーカー,MSW,30代,未経験,転職,職場,実務未経験,相談業務,本音,体験談

少なくとも最初は、社会福祉士の先輩から指導を受けられる環境が望ましいです。

社会福祉士の資格は、ソーシャルワークの「知識があること」を証明してくれます。

ですが実際の支援技術は、現場に入ってから学ぶことがほとんど。

十分に指導を受けられない環境では、社会福祉士として働く基礎が作りにくいのです。

加えて30代なら、社会人としては既に新人ではないと見なされます。

他職種ばかりの職場が最初だと、かなりのプレッシャーが予想されるわけです。

そのため転職先を探すときには、上司や先輩・同僚に社会福祉士がいるか、事前に確認することがおすすめ。

面接のときに聞いてみるか、転職サイトを利用するなら、担当エージェントを通して問い合わせしてみましょう。

職場によっては、社会福祉士はひとりだけ(その社会福祉士を募集中!)。

そして上司は、他職種ということもあります。

社会福祉士は専門職なので、他の職種とは「見ている景色」は違います。

ただその感覚は、言葉で説明されるより、実際の業務で身に付いていくもの。

相談業務が未経験だとそのニュアンスがわからず、他職種の上司からも学べず、社会福祉士の仕事に自信が持てなくなるリスクが・・・。

職場に社会福祉士が何名いるか、指導を受けられる環境かについては、職場選びの重要なポイントです。

転職サイトを活用

社会福祉士,ソーシャルワーカー,MSW,30代,未経験,転職,職場,実務未経験,相談業務,本音,体験談

30代で相談業務は未経験、他業種からの転職で、社会福祉士としてやっていけるか心配・・・。

そんな状態で社会福祉士の求人を探すなら、転職サイトを活用することをおすすめします。

転職サイトには、専門のアドバイザーがいて、転職についての相談にのってくれます。

未経験可能な求人か、社会福祉士は職場に何名くらいいるかなど、その担当者が求人を出している会社に問い合わせてくれるのです。

【チェック!】ハローワークの求人はブラック企業が多い?社会福祉士が転職サイトを使うべき本当の理由

自分でイチから転職先を探すことって、とても大変ですよね。

特に異業種からの転職では、どんな職場を選べばよいか、ブラックな匂いのする職場はどれか、わからないことも多いと思います。

転職サイトを使うことで、効率よく情報収集できるし、求人先との間にワンクッション置けるので気が楽です。

社会福祉士としての一歩を踏み出せるよう、働きやすい職場に出会う手助けをしてくれるのがメリットです。

30代未経験でも、社会福祉士として働ける!ポイントを押さえて転職先を探そう

30代で相談業務が未経験でも、社会福祉士として働くことは可能ですが、職場選びにはコツがあります。

  • プライベートと両立できる環境か(業務の多忙さなど確認)
  • 未経験歓迎の求人
  • 社会福祉士としての指導を受けられる環境か

ちなみに未経験の社会福祉士が採用されやすいのは、高齢者福祉の求人。

そして「選んではいけない」大変な職場は、急性期病院のMSW・・・。

これが社会福祉士として働いてきた実感です。

未経験からの転職には、不安もつきまといますよね。

ですが社会福祉士は需要があり、未経験でも歓迎する求人は少なくありません。

就職先を間違わなければ、社会福祉士として活躍する未来がきっと待っています。

社会福祉士としての転職を考えている方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次