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ハローワークの求人はブラック企業が多い?ケアマネ・社会福祉士が転職サイトを使うべき本当の理由
こんにちは。居宅ケアマネのひまわりです。
私が今やっているケアマネジャーも、そして前職の社会福祉士(MSW)も、転職の多い職種です。
現に私自身も、過去に5回の転職(異動を除く)を経験しました。
転職や仕事探しとなると、王道はハローワーク。
ですが実は、「ハローワークの求人はブラック企業が多い」との評判も耳にします。
そして私も、ハローワークの転職では苦い体験が・・・。
正直なところ、ケアマネ・社会福祉士の転職は、ハローワークではリスクが高いと感じます。
なぜハローワークには、ブラック企業の求人が多いのか。
そこには、システム上の理由があるとご存知でしたか?
また、ケアマネ・社会福祉士が転職サイトを利用するべき、本当の事情もまとめました。
ハローワークの求人はブラック企業が多い?
かつては「職安(公共職業安定所)」と呼ばれていたハローワーク。
国の機関であり、安心なイメージもありますが、実際はそうでもありません。
例えばSNS上では、こんな投稿も目立ちます。
実際、私自身もハローワーク求人で転職し、後悔した経験があります。
それは新卒で就職した一般企業から、介護老人保健施設に転職したときのこと。
社会福祉士の資格を活かしたくて、支援相談員に転職したわけですが・・・。
- 月給20万円以上→実際は基本給10万円+調整手当10万円
- ボーナス2か月分→基本給しか反映されない
- 昇給あり→基本給は昇給せず、調整手当が数千円増える(ボーナスに反映されない)
- 残業代支給→所属長が絶対認めず、全てサービス残業
うーん、ほんのりブラックな香り。
ちなみに「基本給+調整手当」のカラクリは、当時の求人票には記載されていません。
もちろん、ボーナスの内容もです。
ウソばっかりじゃん!
今なら自分から突っこんで確認しますが、初めての転職では、その知識も(勇気も)ありませんでした。
そして転職してから、激しく後悔したのです。
なぜ、ハローワークの求人はダメなの?
ハローワークの求人はブラック企業が多い。
そう言われてしまうのは、こんなシステム上の問題を抱えているからです。
【ハローワーク求人にブラックが多い理由①】ウソばっかりの求人も掲載される
掲載されていた求人内容と実際の条件が違う。
働いてみたら、労働基準法を無視したブラック企業だった。
これ、ハローワークを利用した転職でも起こります。
なぜならハローワークでは、掲載される求人の「実際の条件・現状」は、基本的に確認していません。
それは、厚生労働省のホームページでも明言されています。
Q 求人誌を見て就職しましたが、求人誌に書いてあった給料や勤務時間などの条件と実際の条件が違っていました。これは労働基準法違反ではないのですか?
A 労働基準法第15条には、労働条件の明示が定められていますが、この条文で言う労働条件の明示とは労働者個々人に対して書面で明示される労働条件のことです。つまり、求人誌やハローワークに掲載されている求人票はあくまでも募集の際に提示する労働条件の目安であり、労働基準法第15条で定める労働条件の明示には該当しません。なお、ハローワークに掲載されている求人票の条件と実際の条件が異なる場合は、まずはハローワークにご相談ください。
出典:厚生労働省「労働基準法に関するQ&A」
つまりハローワークを運営する国のスタンスは、
ハローワークの求人票は目安だから、後は自己責任で契約よろしく
というわけですね。
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【ハローワーク求人にブラックが多い理由②】求人掲載を断れない
ではなぜ、ハローワークでは「求人票の中身」と実際の状況を審査しないのでしょう。
その理由は、ハローワークは企業からの求人掲載を受けた場合、基本的に断れないから。
ハローワークは、公平を求められる国の機関であり、企業を選別することが難しいのです。
ちなみにハローワークへの求人掲載は、書類上の手続きのみ。
そこで明らかな労働基準法の違反がなければ、ブラック企業の求人でも通ってしまうわけです。
つまり、ハローワークの審査はゆるゆる・・・。
グレーな企業の求人も掲載されますし、違反があっても、半年後には復活できます
(状況を改善したことを書面で報告した場合)。
もちろんホワイト企業の求人もありますが、ブラック・グレー企業もうようよしている。
それがハローワーク求人の現状なのですね。
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【ハローワーク求人にブラックが多い理由③】求人の掲載は無料
一般的に求人誌や求人・転職サイトでは、求人掲載にはお金がかかります。
でもハローワークに求人を出すのは、なんと無料です。
それは、厚生労働省が公的に運営している機関だから。
掲載料はタダですから、ずっと求人を掲載し続けていても、企業には負担がありません。
ということは、経営不振の企業や離職率の高い職場でも、求人を出しやすいわけです。
業績が悪いとか、社員がどんどん辞めるとか、これは典型的なブラック企業。
審査が緩く、求人掲載が無料のハローワークは、そんな「アブナイ」会社が集中しやすいシステムになっているのです。
ケアマネ・社会福祉士は転職サイトを使うべき理由とは?
ハローワークの求人は、全てブラック企業とは限りません。
ただケアマネ・社会福祉士については、転職サイトを使う方が圧倒的にメリットがあります。
転職サイトにホワイトな求人が集まる理由
ハローワークに比べ、転職サイトにホワイトな職場が集まるのは理由があります。
それは、転職サイト側が求人掲載を希望する企業を審査していること。
転職サイトは、営利企業です。
よりハイスペックな人材を集め、それを高い年収で紹介することで、手数料を稼いでいます。
高い年収を提示できるのは、基本的にはホワイト企業。
そしてホワイト企業に紹介してもらえるとの評判は、ハイスペック人材を惹きつけるのです。
転職サイトにとって、ブラック企業とお付き合いは、デメリットしかありません。
人材紹介の手数料は安い、転職を紹介した人材はすぐ辞める、悪い評判をSNSに書く・・・。
キャリアの構築でも、収入アップでも、ホワイト企業に転職することが確実。
そのためには、ホワイト企業が集まる場所での転職活動が近道なのです。
これ、魚釣りといっしょですね。
ホワイトな企業は、求人募集で転職サイトを使う現実
ケアマネや社会福祉士については、企業・事業所側も転職サイトを使う動機があります。
それは、業務の特殊性ですね。
ケアマネも社会福祉士も、基本的には裁量性の高い仕事です。
チームワークやシフト制で働く看護師や介護職とは違い、「その人」だけが担当する業務が多い。
ということは、その人が「ハズレ」の人材だったら・・・。
カバーする周囲の負担は、本当に大きいのです。
しかもケアマネも社会福祉士も、少人数の職場ですし。
【仕事ができないケアマネのフォローで、みんなが残業】
ケアマネ・社会福祉士の職場では、確実に「当たり」の人材がほしいもの。
経営状態が安定し、社員の福利厚生に気を遣えるホワイト企業だからこそ、人材確保に資金を投入します。
高齢者福祉・病院で長年働いてきた私の実体験でも、その通りと感じています。
地雷ケアマネやMSWのカバーって、ホントきつい・・・。
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今の職場が辛いなら、するべきことはたったひとつ
- 求人内容と全然違う・・・。
- 残業ばかりで、給料も安すぎ
- パワハラ上司に、同僚ともうまくいかない
- こんな職場、なんで選んだんだろう
ケアマネや社会福祉士の仕事は続けたいけど、今の職場は合わない。
そう感じるなら、するべきことはたったひとつです。
それは、転職サイトに登録するだけ。
その最大の理由は、選択肢が増えること。
しかも時間と手間は最小限です。
転職って、正直とてもめんどくさいですよね。
ハローワークの求人は、ブラック企業を「自己責任」で見分けないといけないし。
今の職場に不満があっても、我慢できないほどじゃないな・・・とか。
ただ何もしないと、もちろん現状は変わりません。
転職すれば、毎月数万円以上の給料アップも現実的です。
(これ、実体験)
ケアマネ・社会福祉士の職場で、そんな昇給は滅多にないでしょう。
自分で行動しないと、手を差し伸べてくれる人はいません。
ですが転職サイトでは、一緒に考えてくれる担当者がつきます。
あるいは求人情報サイトの非公開求人を見るだけでも、自分の給料や職場の福利厚生のレベルがわかります。
転職サイトに登録しても、必ず転職しなければいけないわけでもありません。
あくまでも、「選択肢が増えること」が重要。
それは自分の未来を広げる手段なのです。
やっぱりあのとき、登録しておけばよかったな。
かつての私のように、あなたが後悔しませんように。
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