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ひまわり(居宅ケアマネ)
管理人
病院の相談員を経てケアマネとして働くひまわりと申します。
社会福祉士・精神保健福祉士です。
老健→透析病院→三次救急の総合病院→訪問診療→総合病院→病院付属の居宅と転職してきました。
このサイトは、私を含めケアマネ・社会福祉士が記事を執筆しています。
当事者だからわかる体験談や本音がいっぱい。
ぜひ、ごゆっくりお楽しみください。
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ケアマネ実務未経験なら、採用面接で何を言うべき?面接官の本音とは?

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こんにちは、居宅ケアマネのひまわりです。

ケアマネジャーの就職・転職では、即戦力が重視される

こんな話をよく耳にしませんか?

私がケアマネとして働いてきた経験上、これは事実です。

居宅ケアマネも施設ケアマネも、人数に余裕がある職場は少ない。

なので、やっぱりケアマネ経験者を採用したいのが本音です。

でも、誰でもケアマネ1年生の時代はあります。

実務未経験でも、やる気は十分!

そしてできれば、最初から条件の良い職場に就職したいですよね。

【参考】居宅ケアマネのパート・アルバイトが実際どうなのか、損しないのか体験談はこちら

実務経験がないケアマネジャーが、採用面接で何をアピールするべきか。

採用する側、面接官の本音を交えてお知らせします。

なお、今回お話しするのは、居宅ケアマネのケースです。

でも施設ケアマネの採用面接でも、あまり事情は変わらないと思います。

目次

面接官の本音、実務未経験ケアマネでも採用するのはこんな人

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採用側の本音として、実務未経験のケアマネに求めることは、これに集約されます。

  • コミュニケーション能力
  • 基本的なパソコン技術
  • 指示待ち人間ではないこと

これのどれかが欠けた人を採用してしまうと、どうなるか。

ズバリ、現場が疲弊します。

これは先輩ケアマネに教えてもらった「採用のコツ」でもあり、私の失敗談に照らし合わせても、真実ですね。

現場を疲れさせないとは、どんなタイプのひとでしょう。

答えは、教えるのが楽で、トラブルが少ない人です。

結局のところ、ケアマネジャーは誰でもできる簡単な仕事ではありません。

実務経験の有無とは別に、必要とされる最低限のスキルがあるのです。

それを面接の場でアピールすることが、実務未経験ケアマネの就職活動のコツです。

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実務未経験ケアマネが、面接でアピールするべきポイント

採用担当者の本音としては、「教えるのが楽で、トラブルの少ない人」を採用したいです。

それなら実務未経験ケアマネとして、どんな風にアピールすれば良いのでしょう。

私が勤める事業所で、実際に採用ポイントとして重視していることを紹介します。

ちなみに私の職場は、ケアマネ6名所属の居宅介護支援事業所です。

典型的な規模の居宅と言えますね。

【チェック!】ケアマネは何歳まで働ける?60代・70代でケアマネに転職するコツは?

【面接でのアピールポイント①】はっきり話す・割り込まない

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面接のときは、とにかくはっきり発音して、語尾を明確に話しましょう。

そして、面接官が話しているときに割り込まないこと。

ケアマネが相手にする利用者は、基本的に耳が遠いです。

そのご家族も高齢だったり、精神的に不安定だったりして、コミュニケーションが難しいこともしばしばです。

  • 小さい声でボソボソ話す
  • 語尾がはっきりしない
  • 話の途中で割り込む

このタイプのケアマネは、信頼関係を作るのに苦労します。

利用者さんやご家族が、「何言ってるのか、全然わかんない」と感じたら、ケアマネに相談しなくなってくるんですよね。

当たり前なことのようですが、中年になってくると、意外と出来なくなってきます。

特に、前職で後輩や部下がいた人は気をつけた方が良いです。

職場での立場が上がってくると、多少独りよがりな話し方でも、周囲が気を使ってくれますからね。

【面接でのアピールポイント②】利用者・患者と接した体験を伝える

前職で、利用者(患者)や家族と接した体験を具体的に伝えましょう。

社会福祉士と精神保健福祉士は、そもそも相談援助の経験がありますが、その他の職種は微妙です。

利用者さんやご家族と、じっくり話したことはあるかしら・・・?

なんて、面接担当者は考えているものです。

利用者さんやご家族の長~い話を聞き、要点を整理しつつ、ぴったりのケアプランを考えるのがケアマネです。

指導ではなく、マネジメント

一方的に何かを説明し、それに従ってもらうことに慣れている人(医療関係者に多い)。

このタイプの新人ケアマネへ、傾聴や相談援助を教えるのって、本当に苦労するんですよね。

例えば看護師なら、退院支援や糖尿病の生活指導。

管理栄養士なら、栄養指導。

介護福祉士なら、介護方法を家族に伝えた経験・・・。

前の職場でも困難ケースでは、患者さんとご家族と何度も何度も話をします。

出来ることや出来ないことを、すり合わせしていくのに時間がかかるから・・・。

こんなエピソードがあれば、ぜひ伝えましょう。

ちなみに実際のケアマネ業務も、そんな相談援助の繰り返しです。

【面接でのアピールポイント③】パソコンが使えること

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面接の場では、最低限、WordとExcelが使えると伝えましょう。

現在のケアマネの職場は、パソコンなしでの業務はあり得ません。

以前、私はこの点を軽く見て、大失敗したことがあります。

それは、私が初めて面接担当になったときに採用した「実務未経験ケアマネ」のAさん。

  • 人当たりが良くて愛されキャラ
  • でも、パソコンが超絶苦手

パソコンに不安はありましたが、ご本人はやる気十分。

とっても感じのいい人だったので、他の面接担当の反対を押し切って、上司に採用を勧めたのです。

ですが案の定、不安は的中します。

パソコンは、親指一本打法のAさん。

努力はされていましたが、とても追いつきません。

若い人なら違うでしょうけど、中年以降になると、やっぱり物覚えは遅いのです。

パソコンで記録を入力するだけで、数時間が過ぎていきます。

担当件数も増やせず、ご本人も音を上げて、半年ほどで退職してしまったのでした。

【チェック!】50代の未経験ケアマネで就職できる?面接でアピールするべき3つのポイント

フォローに回っていた同僚ケアマネは、疲労困憊の上に、指導の成果もなく・・・。

Aさんにも申し訳ない結果となりましたが、現場も本当に大変でした。

【面接でのアピールポイント③】車の運転に問題がないこと

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車を安全に運転できること、そしてできれば違反歴がないこと

これ、居宅ケアマネにとって、とっても重要です。

居宅ケアマネは、とにかく外出が多いです。

利用者さん宅に行くのはもちろん、入院先のカンファレンスに参加したり、役所で手続きしたり・・・。

デイサービスにいる利用者さんの様子を見に行くこともあります。

そしてその時の移動手段は、車なんですよね。

ごく一部の居宅介護支援事業所を除けば、どこでもそうでしょう。

民家の狭い敷地に駐車したり、子どもが飛び出す住宅街を運転することも多いです。

そこであまりにも運転が苦手なケアマネだと、

  • 車をこすったり
  • 側溝にハマって動けなくなったり、
  • 雪山につっこんだり・・・

(実話です)

こういうことが頻発すると、居宅の管理者はもう大変です。

なので、車の運転が得意、あるいは「人並みに運転できる」ことは、アピールポイントになるのです。

【面接でのアピールポイント④】研修に自分から参加する気持ちがあること

研修には自主的に参加するし、それを自分の業務に生かしている

こんな内容のことをアピールしましょう。

実務未経験のケアマネの採用を担当するとき、本音で一番怖かったのは「指示待ちタイプ」の可能性です。

居宅ケアマネは、介護サービスを調整する司令塔。

誰かの指示で動くのではなく、「自分で決める」ことが基本なんです。

でも介護職や看護師で、チーム制で働くことに慣れていると、「自分の判断」で動くことが苦手になりがちです。

まあ、それは当たり前ですよね。

病棟看護師の全員が、リーダーの指示とは関係なく動いていたら、大混乱です(介護施設も同じでしょう)。

一度、居宅ケアマネをやったことある経験者なら、

指示待ち人間だと、居宅ケアマネは仕事が回らない

これが肌感覚で理解できています。

でも、実務未経験ケアマネだと、その理解度が未知数です。

そして、短い面接時間では、「指示待ち人間かどうか」判断するのも難しい。

なので、

  • 研修に自主的に行く
  • それを業務に生かすことができる

こういう発言があると、「指示待ちでなく自分で動く人?」と好印象なのです。

ケアマネ実務未経験なら、アピールポイントを賢く伝えよう

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居宅ケアマネを採用する側の本音では、基本的には経験者が希望です。

それは、仕事を教えるのが楽だから。

でも実務未経験ケアマネでも、「採用されやすい」ポイントはあります。

今回紹介したアピールポイントは、こちら。

  • 相手の話を最後まで聞き、伝わりやすくはっきり発音する
  • 利用者・家族と直接関わった経験を話す
  • パソコンでWordとExcelが使える
  • 車を運転できる
  • 自分から研修に行き、それを業務に生かす習慣がある

これは、私が勤める居宅介護支援事業所の例ですが、同じような判断基準のところも多いと思います。

ぜひ、参考になさってください。

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