-
ケアマネの転職サイト情報
介護JJはケアマネ正社員の求人に強い!支援金(実体験)や口コミ、登録後から転職決定までレビューするよ!
-
ケアマネとお金・資産
ケアマネでも稼げる副業8選!在宅ワークや副業バイト、スキマ時間で稼ぐ方法とは?
-
社会福祉士の本音
ハローワークの求人はブラック企業が多い?ケアマネ・社会福祉士が転職サイトを使うべき本当の理由
-
ケアマネの現実
居宅ケアマネは営業も仕事!営業先やマナー、新規獲得のシンプルなコツとは?
-
ケアマネの現実
ケアマネ手帳【最新2023】おすすめは?中身をランキングで紹介
-
ケアマネの服装・メイク
居宅ケアマネの服装は何がベスト?基本やNGな身だしなみも画像で紹介!
社会福祉士で30代・未経験の転職、選んではいけない就職先とは?【相談業務が未経験なら】
社会福祉士
30代で、しかも相談業務は未経験なんだけど、社会福祉士として働ける?
社会福祉士
異業種から転職しても、社会福祉士として就職先はある?
社会福祉士の資格があって、異業種から転職したいけれど、30代だから不安も大きい・・・。
30代って結婚や出産、育児などライフイベントも多く、プライベートとの両立も重要ですよね。
仕事だけに集中できる年代ではないこともあり、未経験から異業種への転職は、正直苦しいことも多いです。
私は新卒での入職でしたが、同僚には異業種で働きながら社会福祉士の資格を取得して、30代で入職した人がいました。
しかし、その同僚の姿を見ていると、「大変そうだなあ」と感じていたのも事実・・・。
30代で、しかも相談業務は未経験。
でも社会福祉士に興味がある!働いてみたい!
そんな方へ、社会福祉士として働いた経験からお伝えしたいのは、「おススメできない、選んではいけない職場」があること。
30代・未経験からの社会福祉士への転職で、採用されやすい職場や求人情報を探すコツも、合わせて紹介します。
30代・相談業務は未経験の社会福祉士、就職先の実状と選び方
結論から言うと、30代未経験でも、社会福祉士としての就職先はあります。
社会福祉士は需要がある資格職で、多くの求人があるためです。
【チェック!】社会福祉士は意味ない?現実に「食えない資格」なのか実体験から解説するよ(社会福祉士は需要アリ!)
【2022最新】 ケアマネ・社会福祉士の転職サイトおすすめランキング!実際に登録した体験談も
社会福祉士
とは言っても、「資格さえあれば、どこでも雇ってくれる・・・」というわけではありません
新卒ではなく、20代でもない。
30代で異業種から社会福祉士に転職するには、職場選びにコツがあるのです。
私は過去にMSWとして約9年勤務しましたが、未経験から入職している他機関の社会福祉士を多数見てきました。
その中から、30代未経験での転職としておすすめの職場と、逆におすすめしない「選んではいけない職場」を紹介します。
未経験の社会福祉士が「就職しやすい職場」とは?
30代未経験でも就職しやすい職場は、デイサービスなどの高齢者施設です。
デイサービスや有料老人ホーム、高齢者住宅など、少し検索するだけでも、社会福祉士の求人がたくさん出てきます。
(社会福祉士)
高齢者福祉の業界では、社会福祉士も絶賛採用中!
ただ、これには理由があります・・・
高齢化がピークを迎えている一方で、現場は常に人手不足の状況。
そのため特にデイサービスや高齢者住宅は、介護職も兼務してくれる相談員(社会福祉士)を大募集中というわけです。
(デイサービスや有料老人ホーム、高齢者住宅では、社会福祉士に「相談業務への専従要件」がありません)
私がMSWで働いていた時、患者さんの高齢者住宅の入居相談をすることが多々ありました。
その時対応してくれる相談員は、介護福祉士と社会福祉士のWライセンスを持っている確率が高かったですね。
現場のことも熟知していて、その上で相談業務も対応できる「頼れる存在」でした。
ただし現場で介護をしているせいか、MSW側から連絡しても、なかなか電話がつながらない・・・。
多忙ではありますが、高齢者分野が好きな人・やりがいが欲しい人にはとってもおススメな印象です。
選んではいけない、相談業務が未経験なら「おすすめしない職場」とは?
30代で異業種からの転職。
社会福祉士の資格はあるけど、相談業務は未経験・・・。
経験者の私としては、病院のソーシャルワーカー(MSW)はおすすめしません・・・。
MSWといっても、病院の機能で忙しさや業務の範囲も大きく変わりますが、特に急性期は30代の新人には大変です。
私は新卒から約8年、急性期のMSWとして働いていました。
急性期のため、毎日たくさんの患者さんが入院・退院されています。
毎日々々、出会う患者さんの数も莫大な人数です。
そして一人ひとりに、病気の発症にまつわる様々な課題や不安があります。
それらの支援を進めていると、ほぼ毎日が残業です。
急性期のMSWとして働いていた期間、定時で帰れた日は数える程度です。
正直なところ20代のプライベートは、ほぼ犠牲になりました(苦笑)。
私の場合は、20代だったのでがむしゃらに働けたのだと思います。
でも30代になれば、男性も女性も結婚や育児などでライフスタイルが変わる時期です。
そんな毎日何時間も残業していたら・・・、仕事より大切なものを失いそう。
私が勤めていた職場に入職してきた30代未経験の転職者も、半年足らずで退職してしまいました。
辞めた理由は、まさしく「業務多忙」のため。
ちなみにその人は、妻と子供がいる男性の社会福祉士。
昭和の価値観なら、「男は仕事!家族のために耐えて働け!」かもしれませんが、今は令和の時代です。
家族との時間を優先されたのでしょう。
病院のMSWは、クライエントとの出会いは多くあり、福祉や社会問題に幅広く関われます。
社会福祉士の職場としては、とってもおもしろいし、勉強にはなりました。
しかし、プライベートとの両立を目指す30代には、おすすめしにくいのが正直なところです。
相談業務が未経験なら、要領を得るのに時間もかかりますし・・・。
未経験でも受け入れてもらえる?同僚としての本音は・・・
相談業務が未経験・・・。
そんな状態で異業種から転職すると、気になるのは「社会福祉士としてやっていけるのか?」ということ。
でも実は、現役の社会福祉士も「未経験からの転職、大丈夫かな?」と、転職者を気にかけています。
それはやっぱり「社会福祉士の相談業務」は、見た目ほど簡単ではないから。
たとえば私がMSWの時、30代で社会福祉士を取得し、入職してきた同僚のことです。
その「新人MSW」は、福祉業界とは全く関係のない、バリバリの営業職からの転職でした。
入職前に部署内では、「大丈夫かな?」「最初は大変かもしれないね・・・」という会話になりました。
「社会福祉士として」相談を聞くということが、難しいのでは?
それが現場の心配ごとだったのです。
営業も対人職ではありますが、モノを売ることが目的。
社会福祉士のように相談内容からニーズを把握して、「その人」の支援につなげていくのとは種類が違います。
案の定、入職後とても苦労されている様子でした。
そして短期間で退職してしまったのです。
こういう話があると、「未経験って受け入れてもらえないのかも・・・」と、不安になってしまうかもしれません。
しかし、他業種からの転職ならではの強みもあります。
前述の営業職からの転職の方は、営業マンのスキルを活かして、院内の他職種と仲良くなるのがとても早かったです。
そのことで情報共有もしやすくなり、円滑に仕事ができるという側面もありました。
私も近くで見ていて、情報共有の仕方について、お手本にしたことも沢山あります。
現場の社会福祉士としては、即戦力が欲しいのがやっぱり本音です。
私が働いていた、「急性期の病院」MSWという職場ではなおのことです。
しかし働いたその日から、バリバリ働くだろうとは思っていません。
苦労がある一方で、自分の得意分野を生かせる人。
(そして、とっても打たれ強い人・・・)
そんな人なら、30代で相談業務の経験がない人でも、社会福祉士の職場で生き残っていけます。
少し時間がかかっても、クライエントの支援を通して、社会福祉士としての仕事を全うできる人材は、現場では大歓迎です。
30代で未経験の社会福祉士、就職・転職先を探すコツ
30代未経験で社会福祉士の仕事を探すなら、採用されやすいのは高齢者サービス関連。
おススメしない「選んではいけない」職場は、急性期病院のMSWというのが実感です。
しかしもちろん、社会福祉士が活躍する仕事や福祉分野は、もっとたくさんあります。
個別にみれば、異業種からの転職組を歓迎する職場も珍しくありません。
ここからは、転職先を探すコツを具体的に紹介しましょう。
求人票の見方や、押さえておきたいポイントについて、ぜひ参考にしてください。
【チェック!】社会福祉士の仕事に復職したい!ブランク明けで転職する準備や職場選びのコツまとめ
未経験歓迎の求人を探す
これは基本中の基本。
まずは、未経験歓迎と書かれている求人に限定して探してみましょう。
未経験歓迎ということは、他分野からの転職でも受け入れてもらえる可能性が高いです。
福祉業界では、「(書類上の理由などで)とにかく社会福祉士の資格を持っている人が必要!」という職場もあるのです。
これまで求人票を見てきた中でも、未経験歓迎の求人はいくつもありました。
それは高齢者分野だけでなく、障がい分野・児童分野にも未経験歓迎と謳っている求人が少なくありません。
未経験歓迎に加えて、自分の希望する分野に近い職場に巡り合えれば、モチベーションも上がりますよね。
【チェック!】社会福祉士が就労支援員で働くのはキツイ?給料やキャリアプランを現役管理者が解説するよ
社会福祉士としての指導を受けられる環境か
少なくとも最初は、社会福祉士の先輩から指導を受けられる環境が望ましいです。
社会福祉士の資格は、ソーシャルワークの「知識があること」を証明してくれます。
ですが実際の支援技術は、現場に入ってから学ぶことがほとんど。
十分に指導を受けられない環境では、社会福祉士として働く基礎が作りにくいのです。
加えて30代なら、社会人としては既に新人ではないと見なされます。
他職種ばかりの職場が最初だと、かなりのプレッシャーが予想されるわけです。
そのため転職先を探すときには、上司や先輩・同僚に社会福祉士がいるか、事前に確認することがおすすめ。
面接のときに聞いてみるか、転職サイトを利用するなら、担当エージェントを通して問い合わせしてみましょう。
職場によっては、社会福祉士はひとりだけ(その社会福祉士を募集中!)。
そして上司は、他職種ということもあります。
社会福祉士は専門職なので、他の職種とは「見ている景色」は違います。
ただその感覚は、言葉で説明されるより、実際の業務で身に付いていくもの。
相談業務が未経験だとそのニュアンスがわからず、他職種の上司からも学べず、社会福祉士の仕事に自信が持てなくなるリスクが・・・。
職場に社会福祉士が何名いるか、指導を受けられる環境かについては、職場選びの重要なポイントです。
転職サイトを活用
30代で相談業務は未経験、他業種からの転職で、社会福祉士としてやっていけるか心配・・・。
そんな状態で社会福祉士の求人を探すなら、転職サイトを活用することをおすすめします。
転職サイトには、専門のアドバイザーがいて、転職についての相談にのってくれます。
未経験可能な求人か、社会福祉士は職場に何名くらいいるかなど、その担当者が求人を出している会社に問い合わせてくれるのです。
【チェック!】ハローワークの求人はブラック企業が多い?社会福祉士が転職サイトを使うべき本当の理由
自分でイチから転職先を探すことって、とても大変ですよね。
特に異業種からの転職では、どんな職場を選べばよいか、ブラックな匂いのする職場はどれか、わからないことも多いと思います。
転職サイトを使うことで、効率よく情報収集できるし、求人先との間にワンクッション置けるので気が楽です。
社会福祉士としての一歩を踏み出せるよう、働きやすい職場に出会う手助けをしてくれるのがメリットです。
30代未経験でも、社会福祉士として働ける!ポイントを押さえて転職先を探そう
30代で相談業務が未経験でも、社会福祉士として働くことは可能ですが、職場選びにはコツがあります。
- プライベートと両立できる環境か(業務の多忙さなど確認)
- 未経験歓迎の求人
- 社会福祉士としての指導を受けられる環境か
ちなみに未経験の社会福祉士が採用されやすいのは、高齢者福祉の求人。
そして「選んではいけない」大変な職場は、急性期病院のMSW・・・。
これが社会福祉士として働いてきた実感です。
未経験からの転職には、不安もつきまといますよね。
ですが社会福祉士は需要があり、未経験でも歓迎する求人は少なくありません。
就職先を間違わなければ、社会福祉士として活躍する未来がきっと待っています。
社会福祉士としての転職を考えている方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
コメント