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【フリーランス社会福祉士】具体的な仕事やメリット、独立後も食っていけるかを解説!
利用者のことより、組織の利益を優先するなんて、もうウンザリ……
(社会福祉士)
社会福祉士として独立すること、いわゆるフリーランスになることもひとつの選択肢です
「組織で働いていると、自分がしたいように支援が出来ない!」
そう思ったことはありませんか?
社会福祉士のぼく自身は、実はフリーランスになるために準備中です。
今は、就労移行支援・自立訓練サービスの事業所で管理者をしていますが、年末で退職予定なのです。
(2022年8月現在)
そんなぼくがフリーランス社会福祉士になるために考えてきたこと。
稼ぐ方法や独立のメリット、実際「食っていけるか」の見通しまで・・・。
それを少しでもお伝えできたら嬉しいです。
フリーランスの社会福祉士しかない、という切実な事情
フリーランスの社会福祉士として独立する。
そのきっかけは人それぞれだと思いますが、ぼくの場合には切実な事情がありました。
それは、子供のこと。
現実的に子どもを預けることが困難なため、仕事を辞めざるを得ない状況なのです。
(社会福祉士)
子どもとの時間、家族との時間がぼくの「大切なこと」なので、仕事より優先したい。
これが本音です。
じゃあ、どうするかと考えたとき、フリーランスという働き方が現実的な選択肢として浮かびました。
そこで思い出したのは、学生時代に出会った講師のひとりに、フリーランス社会福祉士として活躍している方がいたことです。
ただ当時は、「そんな働き方があるんだなー。いいなー」くらいの気持ちでした。
しかし組織で長く働いていると、納得出来ないことや、利用者よりも組織の利益を優先しなければいけないことばかり。
フリーランスへの想いは日に日に募ってきます。
まずは副業禁止の職場から、副業OKな職場に転職。
いざ副業をしてみると、フリーランスとして独立する未来がだんだん現実的になってきたのです。
さらにコロナ禍でオンライン化が加速し、インターネットを通じて、今までとは違った人間関係も広がりました。
そして、現実に活躍するフリーランス社会福祉士の方々にお話を聞く機会も・・・。
(社会福祉士)
あ、フリーランスになるって、現実にありなんだ!、と
今では、フリーランスになる運命だったのではないかとさえ思っています。
さらに子どものことは、最後にぼくの背中を押してくれた良いきっかけでした。
ぼくは決して自分本位にフリーランスになろうというわけではなく、もちろん妻ともたくさん話し合っています。
この選択が自分にとっても家族にとっても良い結果にしていくために、着々と歩みを進めているところです。
社会福祉士はフリーランスとして働ける?
結論から言うと、社会福祉士はフリーランスとしても十分に働けます。
現在(2022年7月19日時点)、独立型社会福祉士として社会福祉士会に名簿登録されている方は464名。
もちろん、名簿に登録されていない独立型社会福祉士やフリーランス社会福祉士の方も大勢います。
(社会福祉士)
それだけの人たちが、実際にフリーランスとして働いていけているわけです
ただし、誰もが明日からフリーランスとしてやっていけるかというと・・・、それは厳しい。
向き不向きもありますし、準備も必要です。
そしてビジネスの視点がなければ、ボランティア活動ばかりになってしまいます。
【チェック!】社会福祉士は意味ない?現実に「食えない資格」なのか実体験から解説するよ
フリーランス社会福祉士の仕事・収入源8選!
独立した社会福祉士の仕事って、成年後見業務ばっかりじゃない?
確かにフリーランス社会福祉士は、仕事のメインは成年後見業務という方がほとんどです。
でもこれは、(悪くはないですが)あまりおすすめできません。
なぜなら、成年後見業務だけに頼っていると、
- 収入の上限が見えてしまう
- 収入の柱が一つだけだと不安定
という現状があるから。
社会福祉士がフリーランスとしてこなせる業務は、実は多岐にわたります。
それに様々な業務を組み合わせることは、リスク分散にもつながります。
でも、実際にはどんな業務があるのか?
詳しく掘り下げていきましょう。
成年後見制度の業務
フリーランスで働く社会福祉士にとっては、まさに王道の業務がこれ。
成年後見人として、社会福祉士会から受任することで報酬が発生します。
複数受任すれば、安定した収入基盤が築けることは間違いありません。
しかしその反面、業務の量や大変さに比べて報酬はそれほど多くないのが実情です。
成年後見業務の報酬額は、被成年後見人の収入や資産によって家庭裁判所が決定します。
ただ社会福祉士会に回ってくる案件は、やっぱりソーシャルワーク的な支援を期待される事例が中心。
障害を抱えている等の理由で裕福ではなかったり、生活保護を受けている方というのがほとんどです。
もちろん生活保護であっても、最低限の報酬は得られますが、その額はおおよそ月2万円です。
ちなみに自治体によっては、生活保護費と別建てで成年後見制度の費用補助がありますが、もちろん高額ではありません。
(補助制度がない自治体もあります)
(社会福祉士)
成年後見制度だけで生計を立てていくのは、可能ではありますが、経済的に厳しいのが現実です
もうひとつ、成年後見業務を主な収入源にすることのハードルは、準備期間の長さでしょう。
【成年後見業務を受任するまでの流れ】
- 社会福祉士会に入会
- 基礎研修を受講(最短で3年)
- 成年後見名簿登録研修を受講
- 社会福祉士会の「ぱあとなあ」の名簿に登録
- 依頼を待つ
社会福祉士会の基礎研修を受けていなければ、成年後見を受任出来るようになるまで、最低4年間はかかります。
しかも地域によっては、すぐに依頼が来るとは限らないのです。
社会福祉士として独立し、成年後見制度をメイン収入にしたいなら、相応の準備期間とそれなりの件数をこなすことが必要です。
スクールソーシャルワーカー(SSW)
スクールソーシャルワーカー(SSW)とは、小中学校に配置されるソーシャルワーカーの総称です。
社会問題化しているヤングケアラーへの対策支援としても、注目が高まっていますよね。
現状ではSSWのほとんどは非常勤の扱いになっており、地域によっては登録製のところもあります。
そのため、ある意味フリーランス社会福祉士向けの業務のひとつと言えるでしょう。
なお給与は、時給2000円~5000円や月給制と様々です。
勤務日数や時間も自治体によって異なりますので、お近くの地域のSSWの求人を調べてみてください。
ほとんどの場合、市のホームページ内に求人情報が載っています。
講師業
講師の仕事と聞くと、一部の人しか出来ないのではないかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
もちろん大学や社会福祉士会で講師として採用されるのは、かなり狭き門です。
でも今は、誰でもがオンラインで講師を出来る時代。
しかもフリーランスなら、時間の都合もつけやすいですよね。
まずは小さくオンライン研修会を実施してみたり、YouTubeや音声配信サービスで発信するのもアリです。
ひょんなきっかけで知名度が上がり、イベントへの講演に招かれるようになれば、大きな収入源につながります。
オンラインの良いところは、スタジオ家賃や在庫管理の費用がかからないところです。
小さな一歩を踏み出すには最適なので、そこから始めてみてはどうでしょうか?
WEBライター業
WEBライター業とは、ブログやホームページに掲載される原稿を書く仕事。
(社会福祉士)
はい、まさしくぼくのことです(笑)
個人的な感想ですが、社会福祉士はWEBライターに向いていると思っています。
現場で働いている社会福祉士であれば、毎日のように記録を書いているもの。
なので、文章を書くということに長けているはずなのです。
文章を書いて稼ぐには、ブログを書くことや賞に応募してみるのも方法。
でも即金性があって、すぐに初めやすいのはWEBライターですね。
今はクラウドソーシングサービスを利用すれば、WEBライターとしての仕事はたくさんあります。
単価はピンキリでいきなり高単価の仕事を受けることは難しいですが、実績を重ねることで価格交渉も可能です。
現在利用者数が多く、WEBライター案件も充実しているクラウドソーシングは、ランサーズとクラウドワークス。
少し検索するだけで、初心者向けと表示される仕事もたくさん見つかります。
相談・カウンセリング
社会福祉士としての中心的業務は、なんといっても「相談援助」です。
でも、一般の人には「相談援助」と言われてもピンとこないのも事実。
そこでオススメするのがオンラインカウンセリングです。
コロナ禍の昨今では、オンラインカウンセリングの需要は一気に上昇。
オンラインカウンセリングのプラットフォームの他、スキル販売サイト「ココナラ」でも、カウンセリング案件はたくさん出品されています。
でも、私は社会福祉士しか資格はなくて、臨床心理士や公認心理師は持っていないけど
大丈夫です。
オンラインカウンセリングのカウンセラーには、社会福祉士の登録者もたくさんいます。
それでもカウンセリングなんて出来ないよ・・・と、思われる方もいるかもしれません。
ただオンラインカウンセリングのサービスは、相談の内容によって、おすすめされるカウンセラーが変わってきます。
あるいは、
- 福祉の現場で困っていることを相談したい
- 社会福祉士として独立したいけれど、何からやるべきか
- 社会福祉士に合格したいけれど、どうすれば・・・
こんなピンポイントな悩みに対して、専門家としてお手伝いするといった案件もあるのです。
自分の社会福祉士としての専門性や今までの実績は何か?
どういった相談なら、引き受けることが出来るか?
今までのキャリアを棚卸したり、自分の「強味」を言語化することがまず第一歩。
それらをはっきり打ち出していくことによって、心理学系専門職とは差別化していくことも可能なのです。
コンサルティング業
あなたは、管理者やマネージャーなど運営に携わった経験はありませんか?
あるのであれば、福祉系事業所のコンサルティングも収入源として選択肢です。
よくわからないままに福祉系の事業所を立ち上げていたり、怪しいコンサルティング会社にそそのかされて……、なんてことも耳にします。
そしてすぐに潰れてしまうことも、少なからずあります。
あなたがコンサルするのであれば、そういった事業所の救世主になれるかもしれません。
その場合に求められるのは、社会福祉士としての知識にプラスして、マネジメントのスキル。
事業所の運営や経営、集客、広報について、助言していくことが求められます。
例えば、事業所のホームページについてです。
今の時代には、集客面で大きな力を発揮するホームページですが、力を入れている福祉系事業所がどれだけあるでしょうか?
しばらく更新されていなかったり、ホームページ自体がないところも少なくありません。
そのホームページを改善するだけでも、効果はとても大きいと思いませんか?
もちろん、あなた自身がホームページを作れる必要はありません。
どんなホームページを作ることによって、どういった集客効果が見込めるのかが助言出来れば良いのです。
「福祉×〇〇」別のものとかけ合わせる
フリーランス社会福祉士として独立するには、新しい仕事を作り出せると最強です。
それには個人的な趣味や特技、福祉業界以外での経験も、大きな助けになります。
代表的なものだと「福祉×IT」ですね。
ここ数年だけでもこの領域では、たくさんのオンラインサービスが生まれました。
IT分野以外でも、ぼくが知っている限りだと「福祉×パン屋さん」「福祉×不動産」「福祉×農業」などがあります。
あるいは金融系の資格、FP技能士や社会保険労務士との合わせ技も将来性があります。
「福祉×パン屋さん」の代表例としては、ヤマトホールディングスの特例子会社である「スワンベーカリー」。
少しローカルですが「福祉×不動産」では、障害のある方専門の賃貸仲介をしている「たけのこハウス」(兵庫県尼崎市)。
最近は農福連携(農業×福祉)という言葉も度々聞くようになりました。
このように福祉と他のものを組み合わせたり、連携して活動をしている人たちはたくさんいます。
意外な組み合わせが、社会のニーズとマッチする例は、これ以外にもたくさんあるはずです。
何だか、ワクワクしませんか?
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自分で作り出す「ソーシャルアクション」
障害のある方や高齢者、地域、社会のためにソーシャルアクションを起こせる。
組織に縛られずに、それが出来るところがフリーランス社会福祉士の最も面白いところです。
ソーシャルアクションと聞くと、とても大きくて壮大なもののように聞こえてきますが、小さくても大丈夫です。
例えば、「障碍を抱える親たちの会」「高度脳機能障害の家族の会」「LGBTの当事者の会」・・・。
こういったグループでは、社会制度のスキマで苦しむ声を国政に反映させる活動も珍しくありません。
そこへ協力者として加わり、社会福祉士の視点からアイディアを出せれば、それはソーシャルアクションのひとつです。
長く現場で働いていると、「こういう制度があれば助かるのに!」と思うことはありませんか?
それは当事者も案外と気がつかず、社会福祉士ならではの視点で見出したことかもしれません。
必ずしも収入源につながるとは限りませんか(むしろ持ち出しかも)、フリーランス社会福祉士になるなら、ソーシャルアクションにも関わっていきたいものです。
社会福祉士がフリーランスとして働くメリットとは?
独立型社会福祉士として、フリーランスになることには、メリット・デメリットがあります。
比較してメリットが上回ると思った時点で、フリーランスを検討しても良いのではないでしょうか。
では、どんなメリット・デメリットがあるのか。
まずはメリットから見ていきましょう。
自由な時間が増える
フリーランス社会福祉士に限った話ではなく、フリーランス全般に言えることです。
正社員のように「勤務時間は9~17時」というように決まっていません。
時間の使い方は自由なのです。
(社会福祉士)
お子さんのいる方であれば、これって特に重要なのではないかと思います
ぼくも15時には小学生の娘が帰ってきます。
その時には、自宅に居ておきたいと考えています。
ぼくにとって何が一番大切なのかと考えた時に、それはやっぱり家族でした。
なので、そのために転職もしてきたし、現在もフリーランスになるための準備をしています。
あなたにとって一番大切なものは何ですか?
今までの経験が活かせる
サラリーマンを辞めたいと言っても、畑違いの分野で独立するのはリスクが高い。
その点でフリーランス社会福祉士は、今まで経験してきたことの全てを活かせるのが利点です。
もちろん組織で働いていても、社会福祉士としての経験は積み上げていけます。
ただ年齢を重ねるに連れて役職がついたり、組織としての考え方や運営のことで、身動きが取れなくなってしまう。
そういう意味では、フリーランスは文字通りの自由さが魅力です。
身軽に動けて、自分の経験を活かせると言っても過言ではないでしょう。
利用者の利益を最優先に出来る
組織に所属をしていると、利用者の利益を最優先に出来ないこともあります。
所属先に関する制度の問題で対応できなかったり、組織のルールを無視できなかったり・・・。
そこにモヤモヤしている社会福祉士は多いでしょうし、ぼくもその一人です。
フリーランスであれば、そこが自分のさじ加減で行動できます。
既存サービスで解決が難しいなら、制度外で対応することも出来ます。
(社会福祉士)
自分が思うように、存分に利用者さんと向き合えることは、社会福祉士冥利に尽きます
ただし「どこまでやるのか」の限度は、自分で決めなければいけません。
ビジネス視点を無視してボランティアになったり、自分がワーカホリックになっていないか、自己管理は求められますね。
社会福祉士がフリーランスとして働くデメリットとは?
フリーランス社会福祉士になることには、もちろんデメリットもあります。
耳が痛い事実も含めて、シビアに紹介しますね。
安定収入(給料)がなくなる
フリーランス社会福祉士は自分で事業をしていくことになるので、サラリーマンのような定額の給与所得はなくなります。
悲しいことにボーナスもありません。
もちろん自分の頑張り次第で、収入はいくらでも伸ばしていけます。
でも努力しなければ、年収は下がっていくことになります。
フリーランスの難しさは、収入に浮き沈みがああること。
安定した収入基盤を作っていくことは、とても難しいです。
その対策としては、収入の柱を複数作ってリスクを分散することがおすすめです。
自分で営業しないといけない
福祉の職場は、あまり営業する必要性がありません(例外もありますが)。
ぼく自身もほとんど営業したことはありませんし、そういう社会福祉士は多いでしょう。
ただ「独立社会福祉士」として看板を掲げたからといって、自然に仕事が入ってくるわけではありません。
ネームバリューのない状態から営業し、仕事を増やしていくことは、かなり大変だと思います。
自分で全て決めなければいけない
(社会福祉士)
自由とは、白い紙に自分で絵を描くようなもの
いち社員であれば、上司の指示に従っていれば良かったかもしれませんが、フリーランスになるとそうはいきません。
全て自分で決めなければいけませんし、決断の連続です。
意思決定をする役職の経験者なら、「決めること」の重圧は想像がつくでしょう。
それがフリーランスとなれば、自分の生活に直結するので、ことさら大変です。
でも、やらない後悔よりやる後悔です。
フリーランスになるか、ならないかという決断もそうです。
ぼくは、やるかやらないかで悩んだ時は、やることを優先したいなと思っています。
フリーランス社会福祉士になる前に、実績が必要?
(社会福祉士)
収入の見通しがあれば、実績はフリーランスになってからついてきます
仕事の実績は、もちろんないよりはあった方がいいです。
でも、必須とまでは思いません。
そもそも実績を積んでからフリーランスになろう・・・というのは、本当にキリがありません。
収入源の見通しがついたなら、フリーランスになって、それを着実にこなしていくだけでしょう。
「どうしても不安だから、実績を積んでから、独立を考えていきたい」
そう思うのであれば、フリーランスになるのは、時期尚早だと思います。
まずは副業を始めてみて、収入を確保するイメージ作りが先でしょう。
独立型社会福祉士として、名簿登録するべき?
フリーランス社会福祉士として、ひとつの悩みどころはこれ。
独立型社会福祉士として、日本社会福祉士会の名簿に登録するかどうか・・・です。
(社会福祉士)
個人的には、フリーランスになってすぐは登録する必要はないかなと思います
というのも、日本社会福祉士会に登録するための条件がけっこうハードなのです。
【独立型社会福祉士として、日本社会福祉士会へ登録できる条件】
- 都道府県社会福祉士会の会員である者
- 認定社会福祉士認証・認定機構により認定された「認定社会福祉士」である者
- 本会へ事業の届出をした者
- 本会独立型社会福祉士委員会主催の独立型社会福祉士に関する研修を修了した者
- 毎年の事業報告書の提出を確約した者
- 社会福祉士賠償責任保険等への加入を確約した者
- 第15条で定める名簿登録者の義務の遵守を確約した者
- 独立型社会福祉士名簿の公開に同意した者
(社会福祉士)
フリーランス1年目で、これをクリアするのはなかなか困難だと思います
さらに名簿は毎年更新制で、更新するためには2000円かかります。
もちろん日本社会福祉士会に登録するメリットもありますが・・・。
【日本社会福祉士会に登録するメリット】
- 信用が担保される
- 認知されやすくなる
- アクセスが増える
- 独立型社会福祉士同士のネットワーク構築
(社会福祉士)
「社会福祉士会の名簿を見て問い合わせました!」なんて顧客は、そんなにいるのかな
毎年2000円を支払って、名簿登録する意味があるかどうか。
考え方はそれぞれですが、個人的には急いで登録する必要はないと思っています。
現実として、フリーランス社会福祉士は食っていけるの?
フリーランス社会福祉士でも、現実に食っていけます!
(社会福祉士)
少なくともぼくの周りでは、廃業してしまったフリーランス社会福祉士はいません。
その理由は、成年後見業務にあります。
独立型社会福祉士が受ける成年後見業務は、最低報酬だと月2万円程度です。
業務の量・質ともに割に合わないとは思います。
しかし10件受任すれば、月20万円!
一人で生活するのなら、それだけでも十分に食っていけるわけです。
現在のところでは、成年後見人を受け手はまだまだ不足気味。
そして極端な過疎地でもない限り、成年後見制度のニーズは増加しています。
成年後見制度の需要は、高齢者の人数とも連動していますから、団塊の世代が亡くなるまでは安定しているでしょう。
「もっと成年後見人受けていきたいけど、案件がない!」
最初の案件で大失敗しない限り、そんなことは滅多にないと思います。
加えて、他の収入源(WEBライターや講師業・コンサル業など)を開拓していけば・・・。
フリーランス社会福祉士は、現実的な「食っていける」選択肢なのです。
フリーランス社会福祉士へ独立までの3ステップ
フリーランス社会福祉士でも、食っていける!
と言われても、実際に仕事を辞めて独立するのは、とても不安なものです。
安定して収入がある保証なんてないし、会社にいた頃のように助けてくれる同僚や上司もいません。
そこでおすすめしたいのは、フリーランスになる前のこんな3ステップです。
【フリーランス社会福祉士になるための3ステップ】
- 副業OKの職場に転職する
- 副業を開始し、収入源を作る
- 独立して、フリーランス社会福祉士になる
本業で働きながらの副業で、もしも月10万円の収入が稼げるようになったら・・・?
仕事を辞めて副業に専念すれば、月20万円まで伸ばすことも現実的です。
(社会福祉士)
その状態であれば、独立後の収入不安はかなり減りませんか?
ですがもちろん、副業禁止の職場ではこの方法は使えません。
こっそり副業してバレたとき、その失った信用や評判は、フリーランスで独立後の仕事に影響します。
なぜなら福祉職にとって、横の繋がりはとても大切だから。
フリーランスとして社会福祉士の活動を続けるなら、人脈は千鈞の価値があります。
副業禁止の職場に勤めているなら、まず転職を考えてみることもひとつの方法です。
\転職ついでに最大20万円の支援金がもらえる/
【まとめ】フリーランス社会福祉士は食っていける選択肢!ただし収入源は複数に
人生で一番大切なものは何だろう。
ぼくにとってはそれが家族であり、一緒に過ごす時間がほしいから、フリーランス社会福祉士の道へ進もうとしています。
そんなぼくの実感として、独立・フリーランスが向いているのはこんな人です。
【フリーランス社会福祉士に向いているタイプ】
- 組織の中で働くことに限界を感じている
- 利用者の利益を追求したい
- ビジネスの視点を持てる
- 自分の経験をフル活用したい
- 自由な時間がほしい
- 営業が苦じゃない
- 指示されるのではなく、自分で決めたい
フリーランス社会福祉士で「食っていく」には、複数の収入源があってこそです。
独立を考えるなら、会社員時代からの副業スタート。
そのためには、副業OKの職場に転職する。
まずは一歩、踏み出してみませんか?
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