ケアマネに必要なパソコンスキルはどの程度？エクセルは？便利なPCスキルもまとめ

こんにちは。元保健師ケアマネのyumikoです。

ケアマネの皆さんへ質問！

あなたは、どれくらいパソコンを使えますか？

ケアマネの仕事には、書類作成が多く含まれます。

ちなみに介護保険制度が始まった20年ほど前は、手書きの書類でも問題ありませんでした。

しかし令和の時代となった今は、パソコン操作が一般的になりましたよね。

ただ年配のケアマネさんの中には、今もパソコン操作に慣れず、四苦八苦している方も多いはず。

そんな「パソコンが苦手なケアマネさん」が、もし転職をするならどうでしょう？

「パソコンが苦手でも転職できる？」

「もっとパソコンスキルを上げた方がいい？」

そんな悩みは当然のことです。

パソコン操作に悩める、現役ケアマネさんの参考になれば幸いです。

ケアマネに必要なパソコンスキルはどの程度？

ひとくちにパソコンスキルと言っても、その内容やレベルは様々です。

ただケアマネ業務に限定すると、それほど高度なPC知識は必要ありません。

なぜなら多くの居宅介護支援事業所では、ケアマネ専用ソフトを導入しているから。

マニュアル通りに操作すれば、とりあえずは仕事ができます。

そのため、ケアマネに求められる最低限のパソコンスキルはこちら。

もう少し詳しく解説しますね。

最低限必要なのは「文字入力」（タイピングスキル）

居宅ケアマネ・施設ケアマネを問わず、一番必要なパソコンスキルは「文字入力（タイピング）」です。

人差し指でポツポツと打ち込むのではなく、両手で「カタカタカタ」とタイピングできることが望ましいですね。

何しろ、ケアマネ業務には書類作成がつきもの。

その多くはパソコンで作成するので、タイピングの速さは仕事の効率に直結します。

ちなみにタイピングが上手になると、自然と姿勢が良くなり、肩こりが軽減する例もあります（実体験）。

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メールの送り方も覚えておこう

今は、PCメールでのやり取りも日常的になりました。

医療・介護業界のIT化は進行中ですから、これからどんどん増えてくるはず。

訪問看護と在宅診療所の連携では、褥そうの画像データなどを添付ファイルでメール送信し、迅速に対応する例も耳にしました。

PCビジネスメールのスキルは、ケアマネ以外に転職する場合も、必ず役に立つもの。

ここで、ビジネスメールの基本構成とメール送信時の注意点を紹介します。

この項目順に書いていけば、とりあえず無難な形でビジネスメールが完成します。

ただメール送信する前には、一度深呼吸を。

送信後は取り消せないので、下記について確認しましょう。

パソコンには、漢字変換の機能があって便利な反面、失礼な言葉が表示されることもあります。

【パソコンメールで、おもしろ誤変換】

正解	誤変換！
失礼します	失恋します
添付の資料	添付の死霊
台帳をください	大腸をください
本日のお礼	本日の俺
すぐ返信します	すぐ変身します
ご確認ください	極悪人ください

また添付ファイルについては、

「スマートフォンやデジカメで撮った写真1枚で、3メガバイト程度」

と覚えておくとよいでしょう。

ケアマネ業務で、ワードやエクセルはどの程度必要？

ケアマネの日々の業務は、ケアマネ用ソフトを駆使すれば一応可能です。

ただ文書作成ソフトのワード（Word）や、表計算ソフトのエクセル（Excel）も使えるとすごく便利。

業務のどんな場面で使用するか、よくある事例を紹介します。

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ワードを使う業務・シチュエーション

ワード（Word）は、「ケアマネ用ソフトを使わない書類」を作るときに使います。

ちなみにご家族への手紙は、ちょっとしたイラストを添付すると、パソコン作成でも温かな印象になります。

エクセルを使う業務・シチュエーション

ケアマネ業務の中では、エクセル（Excel）は主に連携書類・申請書類の作成で使われています。

15年以上前ですが、私はサービス単位表をエクセルで自作していました。

また当時は、シフト表作成で使われることも多かったです。

しかし時代は変わりつつあります。

シフト表作成には専用のソフトを使うようになり、サービス単位表はケアマネ手帳の付録にあります。

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本来は表計算やセルの自動並べ替えなど、便利な機能が多いエクセル。

でも今後は、ケアマネ業務で使う機会は減っていきそうです。

研究発表のデータ管理などは、エクセルが重宝しますが・・・。

検索スキルも、パソコンスキルとして重要

今の時代、ネット検索が本当に身近になりました。

「ググる」という言葉もある通り、すぐにスマホで調べる習慣の方も多いでしょう。

ただインターネットは、まさに情報の洪水です。

検索するスキルがないと、必要な情報が見つけられず、時間だけが経ってしまいます。

効率よく仕事を進めるためにも、検索エンジン（主にグーグル）を使った検索スキルは欠かせません。

知っておくと便利な検索機能を4つ紹介しますね。

「～とは」検索

検索エンジンに、「〇〇（知りたいキーワード）とは」と打ち込む方法。

知りたいキーワードの基本的な意味を解説する記事やサイトが探せます。

画像検索

検索エンジンには、画像を調べる機能もあります。

方法は簡単で、調べたい画像のキーワードを入力して、「画像」と書かれている場所をクリックするだけです。

このように、関連する画像だけが表示される画面に切り替わります。

関係性を図で確認したいとき（例：いとこは何親等なのか？）、あるいは大きな声では言えませんが、好きなアイドルの画像をまとめ見て癒されたいとき・・・。

この画像検索はすごく便利です。

書籍検索

グーグルでキーワードを検索すると、検索バーの下に「もっと見る」という場所が現れます。

そこをクリックすると、「書籍」と出てくるので、それをクリックしましょう。

その結果、キーワードに関連した書籍が紹介されます。

有名ではない著者やマイナー分野の書籍は、通販サイトでは網羅されていない場合があります。

しかしこの「書籍検索」では、インターネット上の情報を一覧で確認することができるのです。

ニュース検索

キーワード検索画面に、「ニュース」と書かれている場所があります。

そこをクリックことで、キーワードに関するニュースを知ることができます。

事件や改定など、最新情報を知りたいときに便利です。

パソコンは教わるスキルも大切

忙しいケアマネ業務と並行して、パソコンスキルを身につけるためには、「教わるスキル」も大切です。

教わるスキルとは、言い換えると「どこがどう分からないか」を具体的に伝えること。

つまり状況の把握と言語化ですね。

これは私の体験談です。

それは、ケアマネ用ソフトが導入されて間もない頃でした。

ソフトに必要事項を入力していたのですが、何度もエラーメッセージが出てしまい、困り果てたことが何度もありました。

そしてエラーが出るたびに、システム担当の人に電話をしていたのです。

私自身とても焦っていたので、電話でも「何かエラーが出ました」という抽象的な言葉しか出せませんでした。

このような冷静さとコミュニケーションも、ある意味大切なパソコンスキルだと今なら思えます。

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パソコンスキルがないと、ケアマネは転職に不利？

パソコンスキルに自信のない人は、転職先を慎重に選びましょう。

なぜかというと、パソコンスキルがどこまで必要かは職場によって違うからです。

高いパソコンスキルを持つ人が職場にいたり、マニュアルが完備されていたりする職場では、文字入力程度のスキルでOK。

その一方で、「ワード・エクセルを使えることが必須」という職場もあります。

まずは、自分のパソコンスキルを把握しておくこと。

そして転職先を探すときには、求められるパソコンスキルも判断基準に入れる。

さらに、履歴書には自分のパソコンスキルを書いておくと安心です。

ただし求人誌の情報には、パソコンスキルがどの程度必要か書いていない例も多いです。

職場に直接問い合わせてもよいですが、気が重くありませんか？

その場合は、転職エージェントに登録し、担当者経由で確認する方法がオススメです。

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【まとめ】ケアマネに必要なパソコンスキルはどの程度？エクセルは？便利なPCスキルも紹介

ケアマネのパソコンスキルで最も重要なのは、「文字入力（タイピング）」。

ですが、ワードやエクセルも使えるとさらに便利です。

またケアマネ業務をスムーズに進めるためにも、メールの送り方や検索スキルもぜひ。

そして「どこがどう分からないかを明確にすること」も必要なパソコンスキルです。

ただしパソコンスキルに自信がないなら、転職先を慎重に選びましょう。

職場に入ってから、「こんなはずじゃなかった……」とならないように、転職エージェントなどプロの力も借りるといいと思います。